Perlのif文はC言語のif文に似ている
Perlのif文は、C言語のif文を参考にしており、似ています。
Perlのif文
Perlのifです。
# Perlのif文 if ($flag) { } elsif ($flag) { } else { }
C言語のif文
C言語のifです。
// C言語のif文 if (flag) { } else if (flag) { } else { }
Perlのif文とC言語のif文の比較
Perlのif文とC言語のif文を比較してみましょう。「()」や「{}」の使い方は同じですね。スコープも同じ範囲ですね。ifとelseというキーワードは同じですね。
一つだけ違うところがありますね。Perlが「elsif」でC言語が「else if」となっています。これは、書き間違えやすいので注意しましょう。
どうして「else if」ではないのかという答えは、Perlの作者のラリー・ウォール氏がそう決めたからです。
C言語のif文で条件分岐を覚えたらPerlで、その文法と概念をPerlで使える
elsifを除いて、PerlとC言語のif文は、そのまま同じです。これは、PerlがC言語の文法を参考にして作られたからです。
基本情報処理試験やUnix/Linux環境の開発でC言語を学んだエンジニアの方、大学の1年生のソフトウェアの授業でC言語を学んだ学生の方は、その知識をそのまま生かすことができるので、Perlの学習コストは低いものとなっています。知識を流用できるということは、覚えることが少なくてよいということだからです。
PerlとC言語の他の類似点
この記事では、Perlのif文がC言語と似ているということを書きましたが、Perlのfor文、while文、インクリメント/デクリメント、演算子の種類と優先順位、スコープ、参照概念も、C言語と似ています。